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映画『カミハテ商店』 山本起也監督の作品を地元静岡で盛り上げよう!! [映画、映像]

と・・・
いきなり記事のタイトルで自分の力量以上の大風呂敷を広げてしまった^^;

1月5日から静岡で上映するよ~
たくさんの方に観ていただきたい作品。
(僕もまだ観てないんで楽しみにしてる)

『カミハテ商店』

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静岡市出身で僕の高校の同級生である山本起也の監督作品。
主演は高橋惠子さん。

映画について。

『カミハテ商店』オフィシャルサイトより引用。

最果ての地に佇むカミハテ商店…それは、
私たちそれぞれの心の中にある場所なのか?

いつの頃からか自殺の名所となってしまった断崖絶壁の近くに立つ一軒の古い商店。
その店を営みながら、孤独を抱えひっそりと暮らす初老の女性千代。
見知らぬ訪問者たちとの関わり合いの中で、彼女の心が少しずつ変化していく姿を、
千代に寄り添うような静謐なタッチで描くヒューマンドラマの秀作が完成しました。

人を活かすIターンの島としてマスコミにも頻繁に取り上げられている、
島根県隠岐郡海士町全面協力のもと、絶景のロケ地を舞台に、
第一線のプロと京都造形芸術大学の学生たちがタッグを組み制作した“北白川派”映画第3弾。
毎年3万人もの人が自ら命を絶つ(更にその10倍もの人が自殺未遂をすると言われる)“自殺大国・日本”。
この国で生きることの難しさと死ぬことの容易さ。いじめによる若者の自殺が連日マスコミを賑わしている今、
人間の“生と死”の意味を真摯に問いかけます。

高橋惠子23年ぶりの主演作品! 
寺島進と姉弟役で初共演!

60歳の孤独なヒロイン森田千代を演じるのは、
本作が映画『花物語』(89)以来23年ぶりの主演作品となる高橋惠子。
やり場のない初老女性の複雑な心情を静かなしかし圧倒的な存在感で表現しています。
また不器用ながらも都会で一生懸命に生きる弟良雄を寺島進が軽妙に演じ、
物語に穏やかな空気を注いでいます。
その他、
72年に自身が作詞・作曲した大ヒット曲「赤色エレジー」などのシンガーソングライターとして活躍する一方、
個性派俳優としても知られるあがた森魚が、最果ての地に見知らぬ人を運ぶ寡黙なバス運転手を好演。
千代と良雄それぞれの心の拠り所となる重要な役、牛乳配達の青年とクラブのホステスを、
撮影当時京都造形芸術大学映画学科の学生だった、深谷健人と平岡美保が力演しています。

劇映画デビュー作がカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭メインコンペティションに
招待の快挙!

メガホンをとるのは、実家に暮らす祖母を追ったドキュメンタリー映画『ツヒノスミカ』が、
2008年度スペインの国際ドキュメンタリー映画祭PUNTO DE VISTA で
ジャン・ヴィゴ賞(最優秀監督賞)受賞するなど、内外で高く評価された山本起也。
劇映画デビューとなる本作『カミハテ商店』でも、
カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭に並ぶ存在としてヨーロッパで認められている、
チェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭メインコンペティション部門に見事招待される快挙となりました。
惜しくも受賞はなりませんでしたが、映画祭デイリーの採点表では、
米ハリウッド・リポーターなど国際ジャーナリスト3名が満点を付けるとともに、
平均点でもコンペ12作品№1という最高の評価を受けました。

北白川派 (北白川派映画芸術運動) 第3弾作品『カミハテ商店』

[北白川派]とは、映画を通して新たな芸術運動の狼煙(のろし)を上げるために、
京都造形芸術大学映画学科から立ち上がった一大プロジェクト。
映画学科が一丸となりその全機能を駆使しながら
プロと学生が共同で毎年一本の劇場公開作品を完成させて発表しています。
第2弾作品からは配給・宣伝にも学生が参加。その第3弾が本作『カミハテ商店』となります。

第1弾作品:木村威夫監督『黄金花 秘すれば花、死すれば蝶』(08年公開 主演:原田芳雄・松坂慶子)
第2弾作品:高橋伴明監督『MADE IN JAPAN こらッ!』(11年公開 主演:松田美由紀)
第3弾作品:山本起也監督『カミハテ商店』(12年公開 主演:高橋惠子・寺島進)
第4弾作品:林海象監督『弥勒』(13年公開予定 主演:永瀬正敏・井浦新)製作進行中
第5弾作品:福岡芳穂監督作品(14年公開予定)企画進行中

引用ここまで。

あらすじは・・・

静岡新聞社のサイト、アットエス(@S)より引用

『カミハテ商店』

死にたいくらい素敵な場所

山陰の小さな港町、上終(カミハテ)で独りひっそりと商店を営む初老の女性千代。
年老いて亡くなった母が残した店を引き継ぎ、パンを焼いては細々とそれを売って暮らしていた。
無愛想でとっつきにくい彼女の店に日頃来るのは、
自閉症の牛乳配達の奥田青年と町役場福祉課の須藤くらいである。
いつの頃からか見知らぬ訪問者が現れるようになる。
それは店の傍にある断崖絶壁で自ら命を絶つため、死に場所を求めて来た者たちだった。
彼らはそれを最後の晩餐とするかのように、千代が焼いたパンと牛乳を買い求めにやって来るのだ。
彼らが自殺するであろうと気づいていても、彼女は死にゆく人を決して止めず、
ただ見送った人の靴を崖から持ち帰っていた。
「死にたいと思う人を、なぜ止めなくてはいけないのか」――この言葉が千代の脳裏を反芻する。
幼かった頃、あの断崖絶壁から飛び降りた理由の分からない父の死が、彼女の心に大きな翳を落としていた。
ある日、訳ありげな母子が商店にやってくる。
やはりその母親も死に場所を求めてさ迷っていたのだったが・・・。

[製作] 高橋伴明/林海象/有吉司/古賀俊輔/福岡芳穂
[監督] 山本起也
[脚本] 水上竜士/山本起也
[音楽] 谷川賢作
[出演] 高橋恵子/寺島進/あがた森魚/水上竜士/松尾貴史/深谷健人/
     平岡美保/土村芳/ぎぃ子/大西礼芳

引用ここまで。

こんな映画が1月5日(土)から18日(金)まで、
静岡市にある映画館”サールナート・ホール(静岡シネ・ギャラリー)”で上映される。
上映時間は12:15~14:05と16:50~18:40の1日2回。

サールナート・ホールの情報。
〒420-0857 静岡県静岡市葵区御幸町11−14
Phone:054-273-7450
JR静岡駅北口から徒歩5分ほど。

詳しくはコチラのサイトで。
http://www.cine-gallery.jp/

地元での上映だというコトで監督以下スタッフ一同かなり気合いをいれてくれてる。

東京ではこんな完成披露試写会もあったみたいだけど。




静岡も盛り上がるよ~!!

上映初日の5日から3日間は、こんなイヴェントも映画と一緒に楽しめる。

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3日間は、山本監督の舞台挨拶がある。
映画に対しては(映画にだけ? w)真摯な姿勢で取り組んでいる熱い山本監督のトーク。
映画をさらに深く広く楽しめるスパイスになるかも。

5日(土)12:15からの上映のあとは、
監督の(だから僕のでもあるんだけど)同級生の司法書士君がとのトーク・ショー。
”「自殺」というモチーフについて”という一見重いテーマだけど、
この2人なら誰もが聴きたくなるようなトークをしてくれるはず。

同じく5日(土)16:50からの上映のあとは、
今までの山本監督の作品の音楽をすべて担当されてるミュージシャン、
谷川賢作さんのミニ・ライヴ。
詩人、谷川俊太郎さんの息子でもある賢作さんの演奏を楽しむチャンス♪

6日(日)12:15からの上映のあとは、
映画にも出演している京都造形芸術大学の学生を迎えて山本監督とのトーク。
イロイロな裏話が聞けるか?
山本監督が修三のごとく熱く生徒たちを圧倒するか? w
楽しみが尽きないかもww

なお↑のポスターには告知ないんだけど、
6日(どちらの上映のあとかは不明)には、
映画に出演しているミュージシャンのあがた森魚さんも来場していただけるとのコト。

ちなみにあがたさんは翌日7日には市内のライヴハウス”騒弦”でライヴを演るみたいっす。
ライヴについての情報は騒弦のHPでどうぞ。
http://so-gen.powerhp.net/

そして7日(月)12:15からの上映のあとは、
山本監督が撮ったドキュメンタリー『ツヒノスミカ』ダイジェスト版特別上映。
監督のお婆ちゃんと静岡の風景が画面に広がる作品。
2006年の公開時は大盛況でアンコール上映会まで行われたドキュメンタリー映画。
そして『カミハテ商店』でドラマ映画デビューをした山本監督が、
ドラマとドキュメンタリーの違いを撮る側の視点で話してくれる。


豪華だろぉ!!

みなさん、ぜひ劇場に足を運んで特別な上映会を楽しんでほしいなと。


そんな本公開に先立って、
今月の最初の週末に静岡で先行上映が行われた。

そのときもスタッフのみなさんが来静されて、
打ち上げというか、本上映へ向けての決起大会というか。
そんな飲み会があったんで、お言葉に甘えて僕も参加してきた。

一緒に楽しい時間を共有させていただいたのは、

山本起也監督と奥さま、
この映画を配給している㈱マジックアワーの有吉社長、
映画のプロデューサーであり、主演の高橋惠子さんの旦那さまでもある高橋伴明監督、
そして映画の脚本を山本監督と書き出演している水上竜士さん。
静岡で上映をする映画館サールナートホールのスタッフ(久々に会えて楽しかったよ^^)
映画をはじめ音楽その他モロモロに造詣の深い高校の同級生や友人。
そして・・・ 教養ナイけど、とりあえず飲めてれば文句を言わない僕。

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みなさん、映画をはじめイロイロな話題で盛り上がってた。
僕は話についてけなくてひたすら飲んでたw
バカ話のときは率先して参加してたけどww

高橋伴明さんが僕と同じくショート・ピースを吸っていた!!
コレがイチバン印象的だったりしてw

楽しい時間はまだまだ続くよってコトで次の店へ。
僕の大学の同級生がやってるジャズ・バーへ深夜お邪魔した。

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マスターである友人と会ったのは10年ぶりぐらいだったりする^^;
お互い変わってないなぁってコトで笑い合ってたけど。

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ちょっと打ち合わせもあったんで、みんなと離れてカウンターで飲んでたんだけどね^^;
イイ店なんで、ココにもたまには行かないとなぁなんて。
大学時代の友人も何人かは来てるみたいだし。

そんなわけで楽しい夜は深夜まで盛り上がってたっす^^。



でだ。

1月5日からの『カミハテ商店』の上映。

静岡で盛り上げよ~!!

って、ココで書いても影響力少ないだろうけど^^;

カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭に並ぶ存在としてヨーロッパで認められている、
チェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭メインコンペティション部門に見事招待された『カミハテ商店』
惜しくも受賞はならなかったけど、映画祭デイリーの採点表では、
米ハリウッド・リポーターなど国際ジャーナリスト3名が満点を付けるとともに、
平均点でもコンペ12作品№1という最高の評価を受けた作品。

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観てない僕が言うのもアレだけど、
それだけ地力がある映画なんだと思う。

地道にスタッフのみなさんが管理できる範囲内で上映をしてるから、
なかなかマスな話題にはなりにくい映画かもしれない。
(ちと悔しいけど)

前作『ツヒノスミカ』は地元静岡が舞台になってたんで地元マスコミもこぞって取り上げてくれた。
その結果が上映会の大盛況かもしれない。
その上映会に関係者として関わった僕も、
そしてもちろん山本監督はじめ映画関係者も誰もが、
そのときの尽力には感謝しています。

でだ・・・
今回みたいに作品自体は地元とはなんの関係もないけど、
地元出身の監督が撮った作品をもっと取り上げてほしいなぁ。
僕らが宣伝して多くの方が映画を観てくださるコトで、
ココ静岡で高い評判が生まれて、ソレが日本中、もしかしたら世界中に波及するってステキだと思わない?

静岡のマスコミ関係者のみなさん。
『カミハテ商店』をもっともっと宣伝してくださいm(__)m
山本監督以外は静岡に所縁のあるスタッフはほとんどいないコノ映画。
ある意味、静岡の芸術(大衆芸能)に対する取り組み方が見られてると思うんだけど。

僕は微力ながら応援するよ。
ホント、なんの力もなくてココで大騒ぎしてるだけだけど。

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映画の前売り券絶賛発売中!!

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全国共通のチケットっす。
僕も持ってるんで映画観たいって方は声かけてね。
なんとかお渡しできる方法考えるんで。

静岡市内だと呉服町商店街にある”ちぐさ”って雑貨屋さんで売ってる。
山本監督の実家なんだ。

前売り券の特典として、
美術担当の丸山裕司さんが描いた、『カミハテ商店』撮影セットのイメージ画をポストカードをもれなくプレゼント。
主人公が営む商店の外観、店内、住居を描いた4枚セット。

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コレもステキ。

カミハテ商店のオフィシャル・サイトはコチラ。
近くの街での上映スケジュールなどはココで確認をしてみて^^。

http://www.kitashira.com/


映画も音楽も多くの方に触れてもらえてからこそ作品が生きてくると思うから。

そのとき歴史が動いたみたいな^^。
そんな結果になったらサイコーっす!!




みなさん、
『カミハテ商店』をよろしくお願いしますm(__)m



ステマみたいって?


ステマじゃないよ。
大きなお世話を勝手に僕がやってるだけ^^;


山本監督もこんな記事書かれて迷惑してるかもしれないからw


正月に同窓会で会うんだけどボロクソ言われたりしてww



まぁ、僕だからね。
それで普通っす^^。



映画よろしく~(^O^)/




DEB

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映画 『カミハテ商店』 上映決定!! [映画、映像]

友人からこんな便りが届いた。
久しぶりだったんけど忙しそうで何より^^。

ステマ記事じゃないっすよw
応援記事。
高校の同級生が作った映画が公開されるんで、
みなさんにもよかったら観ていただきたいなぁと思い。
まぁ独り善がりだけどww


DEBDYLAN君

ご無沙汰しております。
新作映画『カミハテ商店』完成披露試写を10月16日(火)18:40から渋谷ユーロスペースにて行います。
なお、本公開は11月10日(土)から渋谷ユーロスペースにて。
初日舞台挨拶の他、17日(土)は東尋坊で自殺防止の活動を続ける茂幸雄さんをお迎えトークイベントを、
29日(木)は音楽の谷川賢作さん、岩佐真帆呂さん、渡辺亮さんをお迎えし音楽イベントを開催致します。
東京に引き続き、以下の劇場でも公開を予定しております。
◯島根松江東宝5(11/10~)
◯京都シネマ(11/24~)
◯福岡KBCシネマ(11/24~)
◯静岡シネギャラリー(12/2先行公開 及び2013/1/5~ロードショー)
◯伊勢進富座(12/15~12/18)
◯大阪第七芸術劇場(12月公開予定)
◯名古屋シネマテーク(1月公開予定)
◯札幌シアターキノ
◯山形 MOVIE ON やまがた
◯横浜シネマジャック&ベティ
◯新潟シネウインド
◯神戸元町映画館
◯広島シネマモード
◯愛媛シネマルナティック
ほか全国30都市にて公開決定
どうぞよろしくお願い致します。

山本起也


『カミハテ商店』
山陰の小さな港町、上終(カミハテ)。
自殺の名所になってしまった断崖絶壁の近くに立つ一軒の古い商店で、人目を避けるように
ひっそりと暮らす初老の女性、千代。
彼女が焼くパンを食べ牛乳を飲んで自殺への道を歩む人たち。
彼女は死にゆく人を決して止めず、ただ見送った人の靴を崖から持ち帰っていた・・・
60才の主人公森田千代を演じるのは『花物語』以来23年振りの映画主演となる高橋惠子。
都会で暮らすその弟良雄に寺島進。
この二人を取り巻く様々な人間の“生と死”の物語。


こんな便り。

映画上映が決まったみたい。

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『カミハテ商店』って映画。

映画についてもう少し詳しく・・・

日本海のはずれの小さな港のバス停「上終(カミハテ)」。
その先には老女が営む寂れた商店と自殺の名所である断崖絶壁があるだけ。
寒い冬の商店に、時折訪れる見知らぬ客に老女は……。

島根県隠岐郡海士町の全面協力のもと、
京都造形芸術大学とプロのスタッフ・キャストがタッグを組み制作した北白川派映画の第3弾。
いつしか自殺の名所となった断崖絶壁の傍で寂れた商店を営む主人公の目を通し、
人間の死生観への真意をなげかける濃厚な人間ドラマ。
主人公・千代を演じるのは、映画主演は23年ぶりとなる高橋惠子。
やり場のない初老女性の複雑な心理を圧倒的な存在感で見せている。
弟・良雄役を寺島進が演じ、演技派2人が姉弟役として初共演を果たした。
監督は本作が劇映画デビューとなる山本起也。
ドラマに初挑戦した本作が権威あるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のメインコンペに選出される快挙となった。

(以上、作品資料より)


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山本起也って僕の高校の同級生の暑苦しい野郎が監督してるw
凄いのは山本監督であって僕じゃないからw
僕はただの応援団。



前にも記事にしたんだけど、
この映画、海外の映画祭に参加してたんすよ。

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それも由緒正しい第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に。

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以下『カミハテ商店』のオフィシャル・サイトより引用。

高橋惠子 約40年ぶりレッドカーペットに登場!!
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(チェコ)でワールドプレミア上映

高橋惠子さんが23年ぶりに映画主演を果たした『カミハテ商店』が7月2日(現地時間)に
ヨーロッパで最も歴史と権威ある映画祭のひとつ、
第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(チェコ/会期:2012年6/29〜7/7)でワールドプレミア上映されました!

2012年7月2日、第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭、
メインコンペティションに選出された『カミハテ商店』の公式上映が行われ、
山本起也監督と主演の高橋惠子さんがレッドカーペットを踏みました。
高橋惠子さんが海外の映画祭に参加するのは、
熊井啓監督作品『朝やけの詩』(1973年)が第24回ベルリン国際映画祭コンペティションに選出された時以来、
約40年ぶり。
当日はあいにくの雨模様でしたが、ワインレッドの華麗なドレスを身に纏い花道を美しく飾りました。
公式上映が夜20時スタートと遅い時間にも関わらず、会場には2階席も埋め尽くすほど、
約1,000人以上の観客が詰めかけ、上映後はあたたかい拍手が会場を包みました。

高橋惠子さんコメント:
「静かで動きの少ないこの日本映画を、遥か遠い国チェコの人たちが、
笑うところは笑い泣くところは泣いて最後までほとんどの方たちが席を立たず、
あたたかい拍手をいただけたことに、本当に感動しました」

山本起也監督コメント:
「ただただ、嬉しいの一言しかありません」 

『カミハテ商店』は惜しくも受賞はなりませんでしたが、
映画祭デイリーの採点表では、米ハリウッド・リポーターなど国際ジャーナリスト3名が満点を付けるとともに、
平均点でもコンペ12作品中№1という最高の評価を受けました。

引用ココまで。




みなさんに観てほしいなと。

”自殺”という重いテーマを扱ってるんでアレなんだけど、
でも観てほしい。

僕も公開までは観れないっすよモチロン。
公開が楽しみ^^^。


東京近郊にお住まいの方は、11月29日の音楽イベントがある日のスペシャル上映が楽しいかも。
ご存じの方が多いでしょうが、谷川賢作さんは詩人の谷川俊太郎氏のご子息。
ステキなピアノを聴かせてくれる♪

静岡でもスペシャル上映やってくれたらイイのになぁと思いつつ。
そうなったら当日僕は会場仕切りで映画もゆっくり観れないかも^^;
でもやってほしいな。

地元凱旋つーコトで。
『カミハテ商店』オールスター来静なんてw
まぁ夢で妄想してまふ。



みんな映画観てね~(^O^)/

映画のオフィシャル・サイトはコチラ。
http://www.kitashira.com/

『カミハテ商店』だからね!!


最後に10月16日に行われた完成披露舞台挨拶での関係者の一言。

■高橋惠子 (主演):私や主人公の千代さんと同年代の、50~60代の方々、
そして若い世代の方に観て欲しいです。
人と人との触れ合いがどれだけ大切かを、とても感じて頂ける作品です。
映画を観ながら、何かをしみじみ感じたい方に、ぜひお薦めしたいです。

■高橋伴明 (プロデューサー):日本映画をめぐる状況が、あまりいいとは言えないなか、
それでも頑張って自主映画を作っている人たちに、この作品を観てほしい。
こんなやり方もあるんだなって思ってほしいですね。

■山本起也 (監督):「人はひとりじゃない。」「みんなつながっている。」みたいな映画が多いですが、
僕は、人間は一人に決まっている、と思うんですね。
そういった風潮の中、自分の二本の足でしっかり立っている人間を描きたかった。
お手軽な、分り易すぎる映画に飽きた人に、ぜひ観て欲しいです。



相変わらず監督は熱いなぁ^^。
イイ奴っす。



よろしくお願いしますm(__)m






DEB

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『カミハテ商店』 主演:高橋惠子、監督:山本起也  [映画、映像]

今日は映画の話。

友人がビックリするニュースを教えてくれた^^。

こんなニュース。

”シネマトゥデイ映画ニュース”より引用。

高橋惠子、23年ぶりに映画主演!東欧最大級の国際映画祭コンペ招待が決定!

女優の高橋惠子が23年ぶりに主演を務める映画『カミハテ商店』が、東欧最大級の映画祭といわれる、
第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のメインコンペティション部門に出品されることがわかった。
映画祭は今月29日からチェコ共和国で開催される。

本作は、自殺の名所の近くで商店を営む主人公の目を通して、人の生死観の真意を投げ掛ける人間ドラマ。
1989年の『花物語』以来の映画主演となる高橋は、自殺者を決して止めようとしない女主人役で、
孤独な初老女性の複雑な心理を表現する。
監督はこれが劇映画デビューとなる山本起也。

そんな本作がメインコンペに選出されたカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭は、
1946年創設の歴史ある国際映画祭で、中欧・東欧では最大の規模を誇る。
今回本作は、各国から選ばれた12作品とグランプリとなるクリスタル・グローブ賞を競う。
日本映画では、先月亡くなった新藤兼人監督の『原爆の子』が1952年にグランプリを獲得。
日本で大ヒットしたフランス映画『アメリ』も2001年にグランプリに輝いている。

会期中、高橋は山本監督と共に現地入りする予定。
高橋の映画祭参加は、旧芸名の関根恵子時代に出演した『朝やけの詩』が、
1974年に行われた第24回ベルリン国際映画祭に出品されて以来、およそ40年ぶり。
映画祭のHorizons部門への招待が決定している、
役所広司と宮崎あおいが出演した『わが母の記』と併せ、邦画代表として注目を浴びることになりそうだ。

本作は、京都造形芸術大学映画学科の学生とプロのスタッフ、キャストが手を組んだプロジェクト
「北白川派映画芸術運動」第3弾として製作された映画。
女主人の弟役で俳優の寺島進も出演。高橋と初共演を果たしているほか、あがた森魚も出演する。

映画『カミハテ商店』は今秋 渋谷ユーロースペースほか全国順次公開

引用ここまで。

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この映画の監督の山本起也ってヤツが高校の同級生で^^。
映画が好きで好きで仕事にしてる熱いヤツなんだけど、
こんな桧舞台に立ってるなんて!!
もう教えてよ~
一緒に行ってあげたのにw

山本監督と最後に会ったのは2年前の春、
そのときにこの映画を撮ってるって話してたよなぁ。
完成して、こうして今世界の舞台でお披露目中なんて。
自分のコトじゃないけど、なんか感慨深くなったりして。

またまた”シネマトゥデイ映画ニュース”より引用。

高橋惠子40年ぶり海外映画祭!23年ぶり主演作が東欧最大の映画祭でワールドプレミア上映

女優の高橋惠子が23年ぶりに主演を務めた映画『カミハテ商店』が、
現地時間2日、チェコで開催中の第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で公式上映され、
高橋はじめ関係者らがレッドカーペットに登場した。

1974年、熊井啓監督の『朝やけの詩』が第24回ベルリン国際映画祭に出品されて以来、
およそ40年ぶりの海外映画祭参加となった高橋。
当日はあいにくの雨模様となったが、
ワインレッドのドレスを華麗に身にまとった高橋は、さっそうとレッドカーペットを歩き、会場を美しく彩った。

本作は、自殺の名所の近くで商店を営む孤独な女主人公の目を通して、
人の生死観の真意を投げ掛ける人間ドラマ。
自殺者を決して止めようとしない女主人にふんした高橋が、孤独な初老女性の複雑な心理を表現する。

夜の8時スタートという遅い時間の上映にもかかわらず、
会場には、2階席も埋め尽くすほどの約1,000人以上の観客が。
上映中の反応も上々で、温かい拍手を受けた高橋は
「静かで動きの少ないこの日本映画を、遥か遠い国チェコの人たちが、笑うところは笑い、泣くところは泣いて、
最後までほとんどの方たちが席を立たず、温かい拍手をいただけたことに本当に感動しました」とコメント。
本作で劇映画デビューを果たした山本起也監督も「ただただ、うれしいの一言しかありません」と喜びを語った。

カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭は、1946年創設の歴史ある映画祭で、中欧・東欧では最大の規模を誇る。
今回メインコンペティション部門に出品されている本作は、
これからイタリア、ポーランド、ギリシャ、イラン、メキシコなどから出品された12作品と、
グランプリとなるクリスタル・グローブ賞を競う。

映画『カミハテ商店』は11月、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

引用ここまで。


カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(Karlovy Vary International Film Festival)のオープニング。



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写真右から2人目が山本監督。
山本監督って書くとアレだな、テレビ番組の『トゥナイト』思い出すよなw

普段Tシャツしか着てない(冬でもw)野郎がタキシードにボウタイなんてww
そしてレッド・カーペット・・・

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似合わね~^^;

いやいや、
カッコ良すぎじゃねぇか!!
似合ってるよん^^。

高橋惠子さんの隣ってのも羨ましいけど^^。


山本監督との久しぶりの再会は今から10年ぐらい前だったかな?
ひさびさに会って彼が映画を作ってるってのを知った。

それからしばらくして召集の連絡w
彼が作ったドキュメンタリー映画『ジム』を地元静岡で上映しようってコトで。
旧友が集まって(集められてw)大人の文化祭。
僕は大学時代にライヴ会場はじめテレビ局のイヴェントなどで現場仕切ってた経験を買われ、
当日の会場の責任者みたいな形で参加させてもらった。

あっ、『ジム』ってのはこんな映画。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?koukaituki=2&oid=3640

この映画の上映会、監督本人は胃が痛い思いもそただろうけど、
僕にとっては楽しい経験だった。

せっかくだからというコトでイロイロな方が東京から駆けつけてくださって、

上映会のスペシャル・メニューとして、
音楽を担当されてた谷川賢作氏(谷川俊太郎氏の御子息)のライヴや、
ナレーションを担当されてた寺島進氏のトークショーにサイン会。
(僕の会社の後輩は当時寺島氏見たさに映画のチケット買ってくれたもんなぁ^^)
そしてそんな方々との食事。

イロイロ忙しかったり煩わしかったコトもあったけど、
こういう企画に参加できてよかったと思っている。


そしてその次の彼の作品がコレ。

『ツヒノスミカ』

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コレは彼のお婆ちゃんを主役として描いたドキュメンタリー作品。



映画について詳しくはコチラで。
http://www.mmjp.or.jp/pole2/tsuinosumika.htm

この映画も静岡で自主上映会を開催。
多くの方に来場しただけたんだよね。
3日間の上映会の最後は映画の舞台となった静岡の清沢地区での野外上映会。
この作品でも音楽を担当した谷川賢作氏と宮野裕司氏も来静されて、
素晴らしい映画のテーマ曲を披露してくれた。
オマケに僕は野外上映会場でお二方と共演させていただき歌を披露してしまったり^^;

その後、静岡のスタッフだけの打ち上げライヴやったり、
映画が好評で後日アンコール上映会を開催したり。

もう5,6年前の話だ。
懐かしいなぁ。


そんなタツヤの最新作が『カミハテ商店』。

この映画祭で好評を得て話題の作品ってコトで凱旋上映できたらいいね。
映画館から引く手数多の作品になって全国で上映されるコト祈ってる。
秋から上映だよね。

静岡も映画館がこの映画を上映してくれますように。
ヘヴィーな主題の映画かもしれないけど多くの方に見てもらいたいよなタツヤ。

それとも・・・
また自主上映会やる?

そしたら君の無理難題をみんなで解決ってコトになるねw

まぁソレも楽しいかもしれないけど^^。


国際映画際への招待おめでとう!!
この映画とタツヤ、そして関係者の方々に幸あれ!!



帰静したら声かけてな^^。




DEB

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『ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター』と『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』 [映画、映像]

この前の土曜日の夜。

何気なくテレビでニュース・ワイドショー見てたら、
こんな映画の宣伝やってた。

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『ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター』

タイトルを聞いて前に読んだこんな本を思い出した僕。

原作はコレなのかな?

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『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』

数年前にタイトルに惹かれて思わず図書館で借りてしまった一冊w


1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (双葉文庫)

1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (双葉文庫)

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2011/06/16
  • メディア: 文庫




40代の専業主婦が、腐れ縁の友人のトラブルからコンビニでバイトを始めることになる。
そこでちょっとしたきっかけで別の女性と出会い、
意気投合してバンドを始めることになってしまう。

楽器なんて触ったこともない主人公が現実との葛藤に少し悩みながらも、
学生のころおぼろげに感じていた夢を実現させるために友人たちと猛特訓をしてく。
そして夢にさえ思ってなかったステージへと。
クリスマス・イブに中年女4人それぞれの想いがこもった、たった1曲だけのライヴ。

乱暴に書くとそんな話かな?


なんてことない小説。
でも面白い。


僕がバンド経験者だからかもだけど。
誰もがこんな気持ちちょっとは共有できるんじゃないのかな?

主人公たちは1995年で40代。
僕より一世代上の先輩たちだな。

本文中にもでてくる(記憶をもとに書いてるからこんな感じって読んで)。
”THE BEATLESにはぎりぎり間に合ったけど、
 リアリティがあるのはハード・ロック(PURPLE, ZEP・・・)”
そんな言葉が眩しく思えたりして。

僕の音楽歴はずっと後追い人生だから。
レコード屋や楽器屋に集まってる先輩たちにいろんな音楽を教えてもらってきた。
だから耳年増みたいになってるし^^;

今はあんまりハード・ロック聴かないけど、
先輩たちが話してるミュージシャンや曲名が宝物みたいにステキに思えてた。

そんな個人的な感情もあってか。
読んでてなんか自分の若いころ思い出した。
下手くそだけどムキになってやってたなぁ。
とりあえずカッコつけてw
ぜんぜんカッコよくなかったけどww

スタジオに入ってるとき楽しかったなぁ。
ライヴって目的がなくても。
みんなで大音量で演奏してるのが楽しかったし。

で。
だからかなぁ?
今も下手くそなんだけど^^;


この小説。
自分の若い頃を思い出しながらも、淡々と読んでたんだけど。
最後の方で、ちょっとホロッってきちゃったよ。


主人公の旦那。
あんま登場しないんだけど。
いいんだコイツが。
最後の方ね。


気楽に読める小説だから、よかったら読んでみて。



で映画の方は・・・



小説とはちと設定が違うトコもあるみたい。

まぁ小説のままだと淡々としすぎてるからかなぁ?

でも観てみたい気もする。
DVDになってからかもしれないけどw

「ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター」 オリジナルサウンドトラック

「ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター」 オリジナルサウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビーグラムレコーズ
  • 発売日: 2012/02/08
  • メディア: CD



映画のオフィシャル・サイトはコチラ。

http://www.utahime-eiga.com/

2月11日(土)、そう、今週末から公開!!



僕はもう1回小説読んでみよーっと^^。




DEB

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