SSブログ
BOB DYLAN ブログトップ
前の5件 | -

BOB DYLAN (ボブ・ディラン)の新譜、3枚組のアメリカン・スタンダードのカヴァー・アルバム!! [BOB DYLAN]

昨年、ノーベル文学賞を受賞したコトで、
一般的な知名度が上がった(と思われる)ボブ・ディラン御大。

地元の図書館なんかも、昨年の末からボブ関連の書籍やCDを一ヶ所にまとめて、
”ボブ・ディラン・コーナー”みたいな感じで展開してるし。

今のボブ御大は、こんな渋いシンガーの佇まい。
カッコいいっしょ!!

017.jpg

(みなみに後ろに写ってるギタリストは、アノ、チャーリー・セクストン!!)

そんなボブ・ディランが3月にニュー・アルバムをリリースするんすよ。
コレが最近の傑作の流れを引き継いだ素晴らしい作品になりそうな予感。

こんな作品っす!!

以下、ソニー・ミュージックの公式サイトより引用(一部加筆)。

ノーベル文学賞受賞者ボブ・ディラン。
ニュー・アルバム『トリプリケート』リリース決定!
新たに録音したアメリカン・スタンダード珠玉の名曲30曲を収録したオリジナルとしては初の3枚組アルバム。
3月発売!

●オリジナルアルバムとしては、キャリア初となる3枚組となる大作
●3枚のディスクには、それぞれテーマを意識した10曲が収録。
●アメリカの偉大なソングライターたちの30曲をディランが
 ヴォーカリスト、アレンジャー、バンドリーダーとして、
 独自の芸術感覚に基づいて新たな解釈をおこなった。
●通算38作目のスタジオ録音で、2016年春の『フォールン・エンジェルズ』に続く新作
●4月1日にスウェーデンはストックホルムから開始されるワールドツアーに合わせて発売


昨年ノーベル文学賞受賞で一世を風靡したボブ・ディラン。
ニュー・アルバム『トリプリケート』が、スウェーデン公演直前の3月31日に急遽リリースとなることが発表された。
この作品には新たに録音したアメリカン・スタンダード珠玉の名曲30曲が収録され、
ディランのオリジナル作品としては初の3枚組。

015.jpg

3枚のディスクにはそれぞれ個別にタイトルがつけられ、テーマを考慮した曲順で10曲づつ収録。
偉大なソングライターたちの30曲を、ディランがヴォーカリスト、アレンジャー、バンドリーダーとして、
独自の芸術感覚に基づいて新たな解釈をおこなった。
『トリプリケート』は、ボブ・ディランの通算38作目のスタジオ録音で、
2016年春にリリースされた『フォールン・エンジェルズ』以来の新作となる。
プロデューサーはジャック・フロスト。

『トリプリケート』は3種類のパッケージ
・8面デジパックに収容した3枚組CD
・3枚組LP盤セット(輸入盤のみ)
・通し番号入り特別ケースに収容した限定版3枚組LP盤セット(海外のみ)
で発売される。
また『トリプリケート』はiTunesで予約購入もでき、
収録の「アイ・クッド・ハブ・トールド・ユー」の1曲のみストリーム視聴がYouTubeで開始された。

ディランは『トリプリケート』の制作にあたって、
ツアーバンドをハリウッドのキャピトル・スタジオに集め、
アメリカの偉大なソングライターたちの膨大な作品の中から自ら選び出した曲を録音した。
・チャールズ・ストローズ&リー・アダムス(「ワンス・アポン・ア・タイム」)
・ハロルド・アーレン&テッド・コーラー(「荒れ模様」)
・ハロルド・ハップフィールド(「時の過ぎゆくままに」)
・サイ・コールマン&キャロリン・レイ(「ザ・ベスト・イズ・イエット・トゥ・カム」)など。

尚、3枚のディスクは『ティル・ザ・サン・ゴーズ・ダウン』、『デヴィル・ドールズ』、『カミン・ホーム・レイト』と
それぞれに個別のタイトルがつけられている。

ディランがアメリカン・スタンダード曲を録音した過去の2枚のアルバム、
2016年の『フォールン・エンジェルズ』と2015年の『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』 は、どちらも世界中でヒットを記録し、
ともにグラミー賞”ベスト・トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム”にノミネートされた。
『フォールン・エンジェルズ』はイギリス、アメリカ、イタリア、オランダ、オーストリアなど12カ国のチャートで
初登場10位以内にチャート・イン。
『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』はイギリス、アイルランド、スウェーデン、ノルウェイのチャートで初登場1位を達成、
17カ国で初登場10位以内にチャート・インした。

この2枚のアルバムは、世界各地の批評家から高評価を受けた。
たとえば『フォールン・エンジェルズ』について、ロサンゼルス・タイムズ紙のランディ・ルイスはこう語っている。

「ディランは、それぞれの曲が生まれ育ったビッグバンド/大編成オーケストラから曲を解放した……
 こうした曲の奥底にあるブルース、悲痛な心情に到達した。
 そして、大音量のオーケストラやバックコーラス、
 そして感情移入よりもいかに美しく歌うかに力を注いだ歌手たちが覆い隠してしまっていたブルース、
 恋慕や失恋に伴う痛みを表出させた」

また、テレグラフ紙のニール・マコーミックはレビューで『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』に満点の5つ星を与え、
こう語っている。
「この25年で最高のディランのヴォーカルは、寂しくてほろ苦く、強く心を揺さぶる」

ニューヨーク・タイムズ紙のレビューにジョン・ペアレスは
「ディランはまたも違った声を聞かせてくれる……
 静かで伸びのある声……
 『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』は、過去を悔い、現在を悲しみ、そのはざまで恋に苦しむ心で貫かれている」
と書き綴った。

ボブ・ディランの過去7枚のスタジオ録音アルバムは、
彼の長いキャリアの中で、商業的成功と評価の両面で新たな次元に到達した傑作との世界的な評価を得ている。
1997年の『タイム・アウト・オブ・マインド』はプラチナレコード(100万枚)を記録し、
”最優秀アルバム”など複数のグラミー賞を獲得した。

続く『ラヴ・アンド・セフト』も連続してプラチナレコードを達成し、
グラミー賞の複数部門にノミネートされ、”最優秀コンテンポラリー・フォーク・アルバム”賞を獲得した。

2006年にリリースされた『モダン・タイムズ』はディランの中でもっとも売れたアルバムの一枚で、
全世界で250万枚以上を売り上げ、2部門でグラミー賞を獲得した。

『トゥゲザー・スルー・ライフ』は、
ディランのアルバムとして初めてアメリカ、イギリス、そのほか5カ国で初登場1位を記録し、
100万枚に迫る売れ行きを続けている。

『テンペスト』は発売と同時に全世界で絶賛され、14カ国で5位以内に初登場した。

『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』と『フォールン・エンジェルズ』は、
豊かな芸術的才能が発揮された独自の解釈がファンに歓迎され、批評家たちにも賞賛された。

これら7枚のアルバムは過去19年間に発売されたものだが、
この期間には、2001年に映画『ワンダー・ボーイズ』の主題歌で
オスカーとゴールデン・グローブ賞を獲得した「シングス・ハヴ・チェンジド」のリリース。

2004年に全世界でベストセラーとなり、
19週間にわたってニューヨーク・タイムズ・ベスト・セラーのリストに入っていた『ボブ・ディラン自伝』の出版。

2005年にはマーティン・スコセッシ監督によるドキュメント映画『ノー・ディレクション・ホーム』の公開などもあった。

さらに2009年には、初めてのクリスマス・アルバム『クリスマス・イン・ザ・ハート』がリリースされた。
このアルバムから得られるアーティスト印税は現在に至るまですべて、
世界各地の飢餓に苦しむ人々に向けたチャリティに寄付されている。

2016年12月、ディランはスウェーデン・アカデミーから
「アメリカの伝統音楽の中で、新しい詩の表現を創造した」として、
ノーベル文学賞を授与された。

2012年には、アメリカで一般民間人に与えられる最高の栄誉、大統領自由勲章を授与され、
2008年には「卓越したパワーを持つ詩からなる歌によって、
ポピュラー・ミュージックとアメリカ文化に多大な貢献をした」として、
“ピュリッツアー・プライズ特別賞”を授与された。
さらに2013年のフランスのレジオンドヌール勲章オフィシエ、
2000年のスウェーデンのポーラー・ミュージック・アワード、
このほかセントアンドリュース大学とプリンストン大学の博士号など多数の名誉賞を授与されている。

全世界でボブ・ディランのレコードの総売上枚数は1億2500万枚を超えている。

(参考:トリプリケート”triplicate”とは、
 全く同じ3つのもの、(同文3通の文書)の3つ目のもの、(同文の)3通、(書類が)3通から成る、という意味で、
 今回 (手順などが)3回同じ方法でディランがアメリカン・スタンダード曲を録音した3作目の作品、
 同時に今回は3枚組アルバムであることから『トリプリケート』とタイトルをつけたと想像できる。)

【アルバム情報】

●ボブ・ディラン『トリプリケート』
Bob Dylan 『Triplicate』
2017年3月31日発売予定 価格¥4,000+税 SICP-5302〜5304(3CD)
デジパック仕様 解説・歌詞・対訳付

016.jpg

<収録曲:日本表記>

【Disc 1】:‘Til The Sun Goes Down:
01. アイ・ゲス・アイル・ハフ・トゥ・チェンジ・マイ・プレース
02. わが人生の九月
03. アイ・クッド・ハブ・トールド・ユー
04. ワンス・アポン・ア・タイム
05. 荒れ模様
06. ディス・ニアリー・ウォズ・マイン
07. ザット・オールド・フィーリング
08. イット・ゲッツ・ロンリー・アーリー
09. ただひとつの恋
10. トレード・ウィンド

【Disc 2】:Devil Dolls:
01. ブラッギン
02. 時の過ぎゆくままに
03. イマジネーション
04. 愛は海より深く
05. P・S・アイ・ラヴ・ユー
06. ザ・ベスト・イズ・イエット・トゥ・カム
07. バット・ビューティフル
08. あの雨の日が
09. ホェアー・イズ・ザ・ワン
10. ゼアーズ・ア・フロー・イン・マイ・フルー

【Disc 3】:Comin’ Home Late:
01. デイ・イン、デイ・アウト
02. 恋に眠れぬ夜
03. センチメンタル・ジャーニー
04. サムウェア・アロング・ザ・ウェイ
05. 青春の思い出
06. 思い出のたね
07. 忘れられぬ君
08. スターダスト
09. イッツ・ファニー・トゥ・エヴリワン・バット・ミー
10. ホワイ・ワズ・アイ・ボーン

<収録曲:英表記>

【Disc 1】:‘Til The Sun Goes Down:
01. I Guess I’ll Have to Change My Plans
02. September of My Years
03. I Could Have Told You
04. Once Upon a Time
05. Stormy Weather
06. This Nearly Was Mine
07. That Old Feeling
08. It Gets Lonely Early
09. My One and Only Love
10. Trade Winds

【Disc 2】:Devil Dolls:
01. Braggin’
02. As Time Goes By
03. Imagination
04. How Deep Is the Ocean
05. P.S. I Love You
06. The Best Is Yet to Come
07. But Beautiful
08. Here’s That Rainy Day
09. Where Is the One
10. There’s a Flaw in My Flue

【Disc 3】:Comin’ Home Late:
01. Day In, Day Out
02. I Couldn’t Sleep a Wink Last Night
03. Sentimental Journey
04. Somewhere Along the Way
05. When the World Was Young
06. These Foolish Things
07. You Go to My Head
08. Stardust
09. It’s Funny to Everyone But Me
10. Why Was I Born

引用ココまで。


ちなみにプロデューサーのジャック・フロストってのは、
ボブ本人の変名だからw


では、先行で公開されている1曲を。

BOB DYLAN 「I COULD HAVE TOLD YOU」



どうすか?
カッコいいでしょ!?
もっと聴きたくなるでしょ!?

新譜、手元に置かないと^^♪

コレがCD。

トリプリケート

トリプリケート

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2017/03/31
  • メディア: CD



コレがLPレコード。

Triplicate [12 inch Analog]

Triplicate [12 inch Analog]

  • アーティスト: Bob Dylan
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2017/03/31
  • メディア: LP Record



コッチが限定盤のLPレコード。

Triplicate (Deluxe Limited Edition Lp) [12 inch Analog]

Triplicate (Deluxe Limited Edition Lp) [12 inch Analog]

  • アーティスト: Bob Dylan
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2017/03/31
  • メディア: LP Record



本文中で紹介されてる近年の傑作たち。

フォールン・エンジェルズ

フォールン・エンジェルズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/05/25
  • メディア: CD



シャドウズ・イン・ザ・ナイト

シャドウズ・イン・ザ・ナイト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2015/02/04
  • メディア: CD



テンペスト・デラックス・エディション(初回生産限定盤)

テンペスト・デラックス・エディション(初回生産限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2012/09/26
  • メディア: CD



トゥゲザー・スルー・ライフ(紙ジャケット仕様)

トゥゲザー・スルー・ライフ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: CD



モダン・タイムズ(紙ジャケット仕様)

モダン・タイムズ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: CD




ラヴ・アンド・セフト

ラヴ・アンド・セフト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 2001/09/12
  • メディア: CD



タイム・アウト・オブ・マインド

タイム・アウト・オブ・マインド

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1997/10/22
  • メディア: CD



ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム(デラックス10周年エディション) [Blu-ray]

ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム(デラックス10周年エディション) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • メディア: Blu-ray



ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム(デラックス10周年エディション) [DVD]

ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム(デラックス10周年エディション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • メディア: DVD



ボブ・ディラン自伝

ボブ・ディラン自伝

  • 作者: ボブ・ディラン
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2005/07/16
  • メディア: 単行本



ノーベル賞受賞直後にリリースされたベスト・アルバムも売れてるみたいっすね。
ライナーノーツが今までにない切り口で読み応えがあるとか。
僕も買ってみようかな(音源は持ってるんだけど^^;)。

ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン

ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/12/07
  • メディア: CD



僕が勘違いしてるだけなのかもしれないけど。
最近のボブ御大は、アメリカン・ポピュラー・ミュージックというメイン・ストリームの真ん中を、
堂々と歩んでいこうとしているような気がする。
誰にも迎合するコトなく、ボブ・ディランとしてのアイデンティティを誇示したまま。

だからこそのツアー・バンドでの録音だと思うし、
ほぼ一発録りに拘っているんじゃないかと思う。

そして皆さんに実感してほしいのが、ボブ・ディランの歌の上手さ。

ダミ声に騙されちゃダメっすよ。

確かにダミ声かもしれないけど。

時には悲しく、時には優しく、時には甘く・・・
イロイロな表情を僕らに届けてくれる。

たまんないんすよね。


多くの方にボブ・ディランの素晴らしさが届くとイイな。



ノーベル賞取った偉人としてじゃなく。



ミュージシャンとして。



シンガーとして。



僕のアイドルとしてのボブ御大のカッコ良さが。





DEB

BOB DYLAN (ボブ・ディラン) の新譜 『FALLEN ANGELS』 [BOB DYLAN]

皆さま、ご無沙汰しております。

イロイロとご心配いただきありがとうございましたm(__)m

仕事はバッチリとしてたんですが、
オフの時間は、すっかり怠け者となっていて。
ひたすら、ぼ~っとしてたんすよね。

そんなコトでイロイロとネタが貯まってるんだけど、
(自分への記録として5/7のライヴも記録しておきたいし)
まずは軽くこんなネタでも。

5/24に75歳の誕生日を迎えた、ボブ・ディラン御大。
先日も来日して素晴らしいライヴを披露してくれたように(行きたかったなぁ・・・)
まだまだ現役バリバリなんすよね。

そんなボブ御大の新譜がリリースされていて。

ジャケットが、これまたカッコいい!!

990.JPG

アルバムのタイトルは『FALLEN ANGELS』

ボブ通算37作目のオリジナル・アルバム。

前作の『SHADOWS IN THE NIGHT』から、約1年半経ってのリリース。
いやぁ、実にコンスタントにアルバムをリリースしてる!!
ソレも春と秋には”NEVER ENDING TOUR”を続けながらだもんね。
現役バリバリでしょ?
70代のお爺ちゃんとは思えない^^w

ちなみに前作、個人的には大傑作!!

シャドウズ・イン・ザ・ナイト

シャドウズ・イン・ザ・ナイト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2015/02/04
  • メディア: CD


このアルバムは、フランク・シナトラ所縁の楽曲を、
ボブがツアー・バンドの演奏だけ(ソレも一発録り)をバックに歌い上げた、
ヴォーカリストとしてのボブ・ディランを堪能できる素晴らしい作品だったんだけど。

今回もその続編というか。

そのセッションで録音された楽曲を収めた作品だとか。

今回は、シナトラに縛られずにイロイロな楽曲が収録されている。

といっても、ジャズはあまり詳しくない僕が紹介するのもアレだけど^^;

こんな収録曲。

01. Young At Heart
02. Maybe You’ll Be There
03. Polka Dots And Moonbeams
04. All The Way
05. Skylark
06. Nevertheless
07. All Or Nothing At All
08. On A Little Street In Singapore
09. It Had To Be You
10. Melancholy Mood
11. That Old Black Magic
12. Come Rain Or Come Shine

フォールン・エンジェルズ

フォールン・エンジェルズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/05/25
  • メディア: CD



Fallen Angels

Fallen Angels

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2016/05/20
  • メディア: CD


すっかり忘れててまだ手元にないんだけど新譜^^;

早く届かないかなぁ・・・



前作と今作が録音されたのは2014年の2月。

場所はロサンゼルスにあるキャピトル・スタジオにある”スタジオB”。

フランク・シナトラが愛した名門スタジオで、
シナトラが使ってたマイクロフォンで歌って録音したボブ御大。

フル・オーケストラの録音も可能な広いスタジオで、
長年連れ添ってる5人のツアー・メンバーとだけで一発録りしたボブ御大。

カッコいい!!

多くの大物シンガーが、スタンダード集みたいなのをリリースしてるけど、
ジャジーなアレンジでいつもと違う表情を見せてくれたり。

ソレはソレで素晴らしいと思うし、否定しないけど。

長年連れ添ってるバンドの音だけで、
こういう楽曲をカヴァーしリリースするボブに、
なんか現役のミュージシャン(シンガー)としての拘りを感じてしまうのは、
僕がボブのファンだから?

でも、カッコいいっすよね。
こういうスタンス。


新譜は、こんな感じの作品。

アルバムのダイジェストじゃないけど。

BOB DYLAN 『MELANCHOLY MOOD』 (EP)



どうすか?
イイでしょ~♪

この音源。
来日記念としてリリースされたミニ・アルバムなんすよ。
アナログ盤でもリリースされたんだけど、
気が付いたときは売り切れだった^^;

メランコリー・ムード

メランコリー・ムード

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/03/23
  • メディア: CD



メランコリー・ムード(完全生産限定盤) [Analog]

メランコリー・ムード(完全生産限定盤) [Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/03/23
  • メディア: LP Record


全曲、新譜(アルバム)に収録されてるんで、
音源だけなら、ソッチ買えばいいんだけど。

ジャケットのデザインも、来日記念盤らしくてイイっすよね。

991.jpg

このジャケットの写真には元ネタがあるようで。

コレみたいっす。

992.jpg

コレを反転させて。

993.jpg

トリミングすると・・・

994.jpg

ネッ(^_-)-☆


なんて話はさておき。


何度もココで書いてるコトだけど。


本人が望んで(たぶん)、
こうやって、アメリカン・ポピュラー・ミュージックという大きな流れの、
ど真ん中に自分の立ち位置を定めたボブ・ディラン。


フランク・シナトラはじめ、名ヴォーカリストと呼ばれる面々と比べたら、
決して美しい声ではないけど。
どちらかと言えば濁声っすよね^^;

けど。
そんな声に拒絶反応を起こさずに聴いてもらえたら。

ボブの表現豊かなヴォーカルをきっと感じていただけるんじゃないかと思う。

穏やかだったり。
甘かったり。
SEXYだったり。

一聴すると、ぶっきらぼーな歌い方かもしれないけど。
ホントは凄いんだから!!


騙されたと思ってボブ御大の歌に耳を傾けてほしいな。


前にも書いたけど。

ジャズが好きな方にも、ロックが好きな方にも聴いてほしい作品かも。

みんな繋がってるんすよね。
僕が言うまでもないけど^^;
コレ聴いたら、そんなコト実感できるかも、って思ったりもしたんで。


最近の御大。

995.jpg


カッコいいっすよね。

相変わらず、女好きなスケベな爺さんかもしれないけどw

音楽だけ聴いてたら。



粋で。



ユーモアがあって。



スマートで。




くそカッコいい爺さんっすわっ!!




DEB

BOB DYLAN (ボブ・ディラン) 『SHADOWS IN THE NIGHT』 [BOB DYLAN]

今さらレヴュー^^;

いやぁ、コレは名盤!!

「風に吹かれて」を歌って”フォークのプリンス”って呼ばれてたり、
「ライク・ア・ローリング・ストーン」で世の中に唾吐いてた頃のボブじゃないけどね。

そういうボブが好きな方からしたら、
「なんじゃこりゃ!?」
ってアルバムかもしれないけど^^;

21世紀に入ってからリリースされたボブ御大のアルバムを気に入ってる方とか、
昨年、そしてその前の来日公演で胸を熱くされた方とか。

そんな皆さんなら、
このアルバムのボブの歌唱、
そしてバックのサウンドを気に入っていただけるんじゃないかと。

先月リリースされたボブ・ディランにとって36枚目のスタジオ・アルバム、
『SHADOWS IN THE NIGHT』

000.jpg

収録曲のすべてが、フランク・シナトラが録音したコトのある楽曲。
最初その情報知ったときは、思わず頬をつねってみたw
最近はシンガーとしての魅力をアルバムやライヴで世間に知らしめてるボブ御大だけど、
ここまで徹底したアルバムを作るとは。

ボブ御大の歌に惚れ込んでる僕としては大歓迎のアルバムだったんだけど。
シンガーとしての御大を思いっきり堪能できるなんて胸熱っ!!

今回は、輸入盤のアナログ盤を購入。
国内盤の充実したライナーノーツも魅力的だけど、
今回はアナログ盤の音でコノ作品を聴きたかった。

001.JPG

180gの重量盤。
CDも同梱されててお得感アリ^^。

002.JPG

裏ジャケのデザイン。
写真でボブが手にしているのは”SUN レコード”のドーナツ盤。

003.JPG

インサート(内袋)には曲名や参加ミュージシャンのクレジットがシンプルに記載されてる。

004.JPG

アメリカ盤はライナーノーツやブックレットは付属してない。
国内盤のライナーノーツ読んでみたいんだよね~

005.JPG

アナログ盤って、やっぱりイイっすね。
このアルバムの雰囲気にもあってるし、
なんだかデジタルより音が柔らかい気がするんすよ。

006.JPG

オマケのCDはレコードのレーベルと同じデザイン。
手軽に聴けるのはコッチなんで普段はCD聴いてるんだけど^^;

007.JPG

小屋裏部屋にあるターン・テーブル(っても安物だけど)、
下に持ってこようかな。

008.JPG



アルバムの収録曲は以下の曲たち。

【Side-A】
 1. I'm A Fool To Want You
 2. The Night We Called It A Day
 3. Stay With Me
 4. Autumn Leaves
 5. Why Try to Change Me Now

【Side-B】
 1. Some Enchanted Evening
 2. Full Moon And Empty Arms
 3. Where Are You?
 4. What'll I Do
 5. That Lucky Old Sun


プロデューサーはココ数作ボブの作品を担当してるジャック・フロスト。
って、ボブのコトなんだけどね、ジャック・フロストって。
要するにセルフ・プロデュース。

レコーディングに参加したミュージシャンは、

ボブ・ディラン (Bob Dylan):ヴォーカル
トニー・ガーニエ (Tony Garnier):ベース
ドニー・ヘロン (Donnie Herron):ペダル・スティール
チャーリー・セクストン (Charlie Sexton):ギター
スチュ・キンボール (Stu Kimball):ギター
ジョージ・リセリ (George Recile):パーカッション

といった、昨年の来日公演でも素晴らしい演奏をしてくれた、
長年、ボブのライヴを支えているツアー・メンバー。

そして数曲でホーンが加わっている。


このアルバムについてボブはこんな風に言ってるらしい。

以下、ソニー・ミュージックのサイトより引用。

すべて一発録り。
カヴァーされすぎて本質が埋もれてしまった曲たち。
本質を墓場から掘り起こして、陽の光を当てたのさ。

このアルバムを作ったのは本当に光栄なことだった。
こういうものをずっとやりたいと思っていたが、
30人編成の複雑なアレンジを5人編成のバンドで行なう勇気を持つことがなかなかできなかった。
今作の演奏はすべてそれが鍵になっている。
私たちはこれらの曲をこれ以上ないくらい熟知していたから、すべて一発録りで録音した。
曲によっては2テイクくらいはかかったが、
オーバーダブも施していなければヴォーカル・ブースもヘッドホンも使わず、
別々のトラッキングも行なわなかった。
そして何よりも、録音されたままの形でミキシングを行なった。
自分ではこれらの曲はどう見てもカヴァーとは思っていない。
もう十分カヴァーされてきた曲たちだから。
というか、カヴァーされすぎて本質が埋もれてしまった。
私とバンド・メンバーがやっているのは、基本的にそのカヴァーを外す作業だ。
本質を墓場から掘り起こして、新たな命を吹き込んだのだ。

引用ココまで。


バンド・サウンドをバックに歌われるシナトラ所縁の楽曲たち。
シンプルなアレンジながら荘厳というか幽玄というか、
なんとも言えない雰囲気を醸し出している。

ボブも非常に丁寧に表情豊かに各楽曲を歌い上げてるし。

カッコ良すぎっす、御大!!
素晴らしい作品を届けてくれたコトに感謝。


公式で音源が公開されてるんで、
まずは視聴のつもりで楽しんでいただけたら、なんて。

BOB DYLAN 「FULL MOON AND EMPTY ARMS」




BOB DYLAN 「STAY WITH ME」



そして最新のPV。
なんとボブ御大が演技してる!!
楽曲と映像の雰囲気も合ってるっすよね。
カッコいい!!

BOB DYLAN 「THE NIGHT WE CALL IT A DAY」



どうっす?
素晴らしいでしょ!!

そんな方は、ぜひコレを手元に置いてね。

A面4曲目の超有名曲「枯葉」も味わい深いんすよ^^♪

ライナーノーツが充実して(たぶん)、
アルバムを多角的に味わえる国内盤。

シャドウズ・イン・ザ・ナイト

シャドウズ・イン・ザ・ナイト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2015/02/04
  • メディア: CD


音楽だけを安く楽しむんなら輸入盤っすね。

Shadows in the Night

Shadows in the Night

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2015/02/03
  • メディア: CD


僕が買ったのはコレ。
LP(レコード)とCDのセット。
LPで聴くのにピッタリな作品なんすよコレ。

Shadows In The Night (Vinyl) [12 inch Analog]

Shadows In The Night (Vinyl) [12 inch Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2015/02/03
  • メディア: LP Record


輸入盤買った方の副読本にはコレがおすすめ。

増補版 CROSSBEAT Special Edition ボブ・ディラン (シンコー・ミュージックMOOK)

増補版 CROSSBEAT Special Edition ボブ・ディラン (シンコー・ミュージックMOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: シンコーミュージック
  • 発売日: 2015/02/04
  • メディア: ムック



レコード・コレクターズ 2015年 03 月号

レコード・コレクターズ 2015年 03 月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ミュージックマガジン
  • 発売日: 2015/02/14
  • メディア: 雑誌




作品の良し悪しとは別の次元で、
(作品はサイコーなんで)
このアルバムの立ち位置って宙ぶらりんかなぁって思うコトもあるけど。


ジャズやスタンダードを普段聴いてる方からしたら、
「ボブ・ディランがシナトラ歌った? あの声で?」
って感じだろうし。

旧来からのボブのファン(ロック、フォークなどを普段聴いている方)からしても、
「ボブはオリジナル歌わずに何やってんの?」
って思うかも。

でも、僕はドッチの立場の方にも聴いてほしいんすよね。

今のボブはもうオリジナルには拘っていないんじゃないかと思う。

アメリカのポピュラー音楽史のど真ん中に立って、
歌いたい歌を自らが信頼するミュージシャンと一緒に演奏したい。
そんな風に純粋にミュージシャン、シンガーとして楽しんでるんだと思う。



そういう意味でコレは傑作!!



全ての音楽愛好者の方の耳に届いてほしい作品だと思う。



ボブの声ってホント魅力的っすよ!!




男の色気を感じちゃう^^。





DEB

『ボブ・ディラン ~ ロックの精霊』 [BOB DYLAN]

最近読んだ本の話でも。

っても大した本じゃないんすけどね^^;

昨年、岩波書店から出版された、
『ボブ・ディラン ~ ロックの精霊』って新書本。

010.jpg


岩波書店のHPより引用させていただいた、コノ本の編集担当者の紹介文、著者の略歴、本の内容。

ロックのど真ん中

「今かかってるこの曲、誰が歌ってるんですか?」

レコード屋をぶらぶらしていると時々、店員さんにそう尋ねている少年を見かけます。
不思議なもので、そういうときは決まって、
店内ではディランの“ライク・ア・ローリング・ストーン”が流れていたりします。

著者の湯浅さんもそういう場面に出くわすことがあるらしく、そんなときは
「これはね、ボブ・ディランの“ライク・ア・ローリング・ストーン”って曲で、
『追憶のハイウェイ61』というアルバムに入ってるんだよ」
と教えてあげるのだそうです。

曲はどこかで聴いたことがあるし、「良い歌だなあ」と思っているのに、誰が歌っているのかわからない。
本書はそんな少年たちに向けて書かれたディラン入門です。
ロックのど真ん中に立つ人、ボブ・ディラン。
その歌と人生を語る本です。

(本書編集担当)


■著者紹介

湯浅 学(ゆあさ・まなぶ)1957年神奈川県横浜生まれ。音楽評論家。

著書に、『音楽が降りてくる』『音楽を迎えにゆく』(河出書房新社)、
『日本ロック&ポップス・アルバム名鑑 1966-1978』(編著、ミュージック・マガジン)、
『音山』(水声社)、『アナログ・ミステリー・ツアー 世界のビートルズ 1962-1966』(青林工藝舎)、
『サン・ラー伝』(監修、河出書房新社)、
『元祖ディープ・コリア』(共著、K&Bパブリッシャーズ)ほか多数がある。


■目次

【はじめに】

【第1章 ~ ソング・トゥ・ウディ】
 1. ロバート・アレン・ジママン
 2. ボブ・ディランになる
 3. グリニッジ・ヴィレッジ
 4. ウディに捧げる歌

【第2章 ~ ライク・ア・ローリング・ストーン】
 1. 自分で歌をつくる
 2. ハモンドとグロスマン
 3. 時代は変る
 4. 変化の胎動
 5. すべてを故郷へ

【第3章 ~ タングルド・アップ・イン・ブルー】
 1. くそでかい音でやろう
 2. イメージ解体
 3. 決壊前夜
 4. 魂の彷徨

【第4章 ~ ライフ・イズ・ハード】
 1. 終わりのない旅
 2. 新たなステージへ
 3. 忘れ去られし時

【終章 ~ トゥゲザー・スルー・ライフ】
 1. いつまでも同じだと思うなよ
 2. 果てしなきディラン道

【あとがき】

【参考資料】

引用ココまで


著者の湯浅学氏は、
長年愛読している音楽雑誌『レコード・コレクターズ』誌によく執筆してる。
そんな訳で著書を読んだコトはないのだが^^;
彼の文章には親しみを感じていた。
彼が『レコ・コレ』誌に連載してたコラム”嗚呼、名盤”は毎年楽しみにしてた。

レコード・コレクターズ増刊 嗚呼、名盤

レコード・コレクターズ増刊 嗚呼、名盤

  • 作者: 湯浅 学
  • 出版社/メーカー: ミュージックマガジン
  • 発売日: 2006/08/11
  • メディア: 雑誌



そんな著者が書いたコノ本。

ボブ・ディランがロバート・アレン・ジマーマン(本名)だった頃から、
70歳を過ぎてもバリバリの現役ミュージシャンとして活動している最近までの足跡を、
新書本という限られた文字数の中で平易な言葉で簡潔に綴っている。

今日でも、ボブ・ディランの代表作と言われる作品を数多く作り上げ、
多くの方がボブと言えばコノ頃の楽曲を思い出すであろう1960~70年代。

ボブ・ディランについて書かれた本の多くは、どうしてもコノ時代について言及するコトが多いんだけど、
(ソレは当たり前っちゃー当たり前なんだけど^^;)

コノ本はどの時代も均等に扱って、
ある意味淡々と時系列に沿ってボブの足跡を辿っているのが個人的にはイイなぁと。

話の中で話題が過去に飛んだりするコトもあるけど、
ソレは一見気紛れに感じるボブの行動が1つに繋がってるからじゃないのかなと。
ファンの身贔屓で勝手に思ったり^^;

僕がボブ・ディランを知り、気になって過去の代表作を聴きだした頃。
ボブとっては、最悪のスランプ期だった1980年代だったりする。

そんな時期について書かれた項を読むと、
今さらながら当時のボブが心配になったり、
(ってか、当時はボブがそんな状態だなんて知りもしなかった)
なんだかコッチまで気が滅入ってきたりもするんだけど^^;

そこから今日に至るまでの復活劇には、
胸が思わず熱くなってしまった^^;

レコードやライヴだけでなく、ラジオ番組も作ったりして、
アメリカン・ルーツ・ミュージックへの憧憬と愛情を目に見える形で表現し続けているボブ。
ボブ自身もアメリカン・ポピュラー・ミュージックの歴史の一員となり、
そして、そんな偉大な過去の遺産を身をもって伝承してくれてるんだなと感じた。

近年のボブの作品は傑作揃いだと思ってる僕。
この辺りをもっと皆さんに聴いていただきたいなぁと。

ボブ・ディランのバイオグラフィーとしてはモチロン、
簡単なディスコグラフィー、ライヴの記録など音楽活動のコト、
そして、実はスケベなボブの女性遍歴なんかも書かれててw
簡潔にミュージシャンとして、人間としてのボブ・ディランを知るのに最適な1冊だと。

僕は読んで感じたりした。

ボブ・ディラン――ロックの精霊 (岩波新書)

ボブ・ディラン――ロックの精霊 (岩波新書)

  • 作者: 湯浅 学
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2013/11/21
  • メディア: 新書



そんな復活を遂げたボブ御大の最近のアルバムを紹介♪

相変わらずの声だけど^^;
曲によって、もしくは1曲の中で声のニュアンスを変えるテクニックを披露して、
非常に表情豊かで味わい深い歌を聴かせてくれる。
ボブ・ディランって歌が上手いなぁ。
そう感じさせてくれる近年の作品群。

ツアーでも長年一緒に演ってるミュージシャンを中心としたレコーディング・メンバーなので、
サウンド的にもまとまりと統一感、そして阿吽の呼吸が感じられる。


タイム・アウト・オブ・マインド(紙ジャケット仕様)

タイム・アウト・オブ・マインド(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: CD




ラヴ・アンド・セフト(紙ジャケット仕様)

ラヴ・アンド・セフト(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: CD




モダン・タイムズ(紙ジャケット仕様)

モダン・タイムズ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: CD




トゥゲザー・スルー・ライフ(紙ジャケット仕様)

トゥゲザー・スルー・ライフ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: CD




クリスマス・イン・ザ・ハート(紙ジャケット仕様)

クリスマス・イン・ザ・ハート(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: CD




テンペスト(紙ジャケット仕様)

テンペスト(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: CD




コノ本で書かれてるのはココまで。

そして、まだまだ続くボブ・ディランのミュージシャン人生。
次に僕らをワクワクさせてくれるネタはコレ!!
もうすぐリリースされる新譜。

シャドウズ・イン・ザ・ナイト

シャドウズ・イン・ザ・ナイト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2015/02/04
  • メディア: CD



Shadows In The Night (Vinyl) [12 inch Analog]

Shadows In The Night (Vinyl) [12 inch Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2015/02/03
  • メディア: LP Record



待ち遠しいっす!!


ひょっとしたら。


70歳を超えた今。


ボブ・ディランはミュージシャンとして何度目かのピークを迎えてるんじゃないんだろうか?



いつまでも僕らの耳を楽しませてほしいなと。



いつまでも元気に活動してほしいなと。




切に願ってしまう。





DEB

BOB DYLAN (ボブ・ディラン) の新譜はシナトラ集!? [BOB DYLAN]

来年の2月4日にリリースされると発表されたボブ・ディランの新譜。

3年振り通算36作目のスタジオ・アルバム。

本来なら今年の秋ごろリリースする予定だったけど、
『ベースメント・テープ』復刻プロジェクトと時期が重なってしまったんで延期したとか。

ここ数作のオリジナル・アルバムはどれも傑作ばかりなので、
今回もリリースが待ち遠しい!!

『SHADOWS IN THE NIGHT』

002.jpg

今回のアルバム。
オリジナル曲は1曲も収録されないカヴァー・アルバムのようだ。
ボブがカヴァー・アルバムをリリースしたコトは過去にもあるけど、
そのときは古いブルーズやトラディショナル、フォーク、カントリー等、
いかにもボブらしい、と万人が感じるような選曲だった。

が、
今回のアルバムは・・・

フランク・シナトラが歌った楽曲を集めた作品だとか!?

収録曲は以下の通り。

01. I'm A Fool To Want You
02. The Night We Called It A Day
03. Stay With Me
04. Autumn Leaves
05. Why Try to Change Me Now
06. Some Enchanted Evening
07. Full Moon And Empty Arms
08. Where Are You?
09. What'll I Do
10. That Lucky Old Sun

このアルバムについての、ボブ御大のコメントは次の通り。

Sony Music 公式サイトより引用。

このアルバムを作ったのは本当に光栄なことだった。
こういうものをずっとやりたいと思っていたが、
30人編成の複雑なアレンジを5人編成のバンドで行なう勇気を持つことがなかなかできなかった。
今作の演奏はすべてそれが鍵になっている。
私たちはこれらの曲をこれ以上ないくらい熟知していたから、すべて一発録りで録音した。
曲によっては2テイクくらいはかかったが、
オーバーダブも施していなければヴォーカル・ブースもヘッドホンも使わず、
別々のトラッキングも行なわなかった。
そして何よりも、録音されたままの形でミキシングを行なった。
自分ではこれらの曲はどう見てもカヴァーとは思っていない。
もう十分カヴァーされてきた曲たちだから。
というか、カヴァーされすぎて本質が埋もれてしまった。
私とバンド・メンバーがやっているのは、基本的にそのカヴァーを外す作業だ。
本質を墓場から掘り起こして、新たな命を吹き込んだのだ。

引用ココまで。


シャドウズ・イン・ザ・ナイト

シャドウズ・イン・ザ・ナイト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2015/02/04
  • メディア: CD



Shadows in the Night

Shadows in the Night

  • アーティスト: Bob Dylan
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2015/02/03
  • メディア: CD



レコードでもリリースされるっすね。
コッチも魅力的。

Shadows In The Night (Vinyl) [12 inch Analog]

Shadows In The Night (Vinyl) [12 inch Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2015/02/03
  • メディア: LP Record



アルバムのプロデュースはボブ本人が”ジャック・フロスト”名義で行った。
ストリングスや管楽器、コーラスなど、普通は華美なアレンジが施されるスタンダード。
ソレをボブはツアー・バンドのメンバーたちだけで、一発録りで作品化してしまった。
素材は上品なモノだけど、ボブの今回の手法はさりげなく過激?

どんなサウンドになったんだろう?

1曲だけ公式に音源が公開されてるんで、
コレ聴きながらアルバムのリリースを楽しみに待ってるとしよう^^。

003.jpg

素晴らしい演奏!!
素晴らしいヴォーカル!!

近年のアルバムでは、アメリカン・ルーツ・ミュージックへの造詣の深さや愛情を感じさせる楽曲を書き、
アメリカン・ポピュラー・ミュージックという大河のど真ん中に君臨してるかのように感じる最近のボブ。

そんな最近の立ち位置を象徴的する作品になるのかなぁ?
などと勝手に思いを巡らせている。


もひとつボブのネタでも。

ちょっと前の記事で書いたんだけど、
スウェーデン映画シリーズ『エクスペリメント・エンサム』(『エクスペリメント・アローン』)の企画で、
たった1人のためにライヴを敢行したボブ・ディラン。

004.jpg


ライヴ好きのボブ。
まだまだライヴ続けてほしいっす!!


今年もあと3日。


もう年末年始の休みに突入した方多いのなか?



僕は明日が仕事納め。



もう1日、仕事熱心なDEBでいないと^^w




DEB

前の5件 | - BOB DYLAN ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。